何もしていないのに勝手にチャイムが鳴ることがある。または、自分で設定していない音が鳴る。

iDコードは変更されましたでしょうか。

Xシリーズは販売時のiDコードの初期設定が、全て「Pの16」に設定してあります。
そのままお使いになりますと、ご近所で同じXシリーズをご購入された方が、やはりそのままのiDでご使用された場合に混信することがあります。
その場合、誰もいないのにチャイムが鳴ったり、設定外の曲が鳴ったりします。
特に最近は販売数の増加に伴い、お問い合わせが増えております。

お手数おおかけしますが、まずはiDコードをご確認いただき「Pの16」以外に変更してください。
※iDコードはアルファベットと数字の組み合わせで(任意の番号)、送信機と受信機を同じ番号に合わせます。iDコードの切り替えは、主に受信機の電池BOX内と送信機の電池スペース近辺にございます。

電池が熱くなる・液漏れした・破裂した

電池の逆挿し(プラス・マイナス)をご確認ください。
電池が熱くなった場合は、火傷をしないように軍手などをはめて電池を抜いてください。
もし液漏れしてしまった場合はご使用をやめてください。
※電池の逆挿しが原因で故障した場合は、有償修理となります。

電池について2 直列なのに電池の消耗にばらつきがあるのはなぜ?

3つの電池を直列につないだ場合、基本的には電池の消耗は同じ量ずつ減っていきます(3つとも条件が同じ場合)。
ただし、3つを直列につなぐと、必ず真ん中に挟まれている電池が1個あります。その電池が両端の2個の電池に挟まれ、温度が上がる事により劣化が早まり先に消耗することがあります。また、すべての電池は個体差がありますので、3個直列で使用した場合、個体差でもっとも劣勢の電池が限界点を超えて、一気に電圧が落ちることもあります。

電池の容量についてはテスターでは分かりません。電池の残量の有無は、本来「電流」を測るモノで「電圧」の測定はあくまでも目安になります。

アルカリ電池の放電特性は、電池の残量が少なくなるまで、「電圧」はギリギリまでフラットですが、限界点を越えた瞬間に急激に落ち込みます。テスターで電圧を測ると、ほんのかすかな電池の余りがあれば1.5Vの所に針が行く場合が多く、テスターで1.1Vや0.6Vならば全く余りが無いという事になります(1.5V~1.2V位までは、ゆっくり電圧降下。1.1V~0.9V位が限界点となり、それ以降は急激に電圧降下)。そのため、テスターで測ると他の電池と差がついているように見えますが、実際の残量は大きな差はありません。※新品の電池ならば、0.5A程度を瞬間的に取り出しても電圧はほとんど変動ありませんが、寿命に近い電池ならば、0.1A程度取り出しただけで電圧が降下します。

電池の種類、使用状況(中古の場合)を含め、同じ状況の物どうしなら均等に減っていきますが、そうでない場合(上記も含め)、先に弱った個体は逆向きにかかる電圧に耐えられず液漏れしたりします。ですので、そういうことから、「電池の新旧を混ぜない」や、「種類の違うものを混ぜない」ということが必要になります。

電池について1 電池が液漏れしてしまった(電池の転極について)

直列に並んだ電池は容量が無くなると、一番先に無くなった電池は転極(プラス極・マイナス極の逆転現象)することがあり、液漏れすることがあります。

未使用状態で起こることはないのですが、2個以上のアルカリ乾電池を直列につなぐと、放電末期に残容量の少ない方の電池がマイナスの電圧を示す場合があります。たとえば、電池A(残容量60%の電池)と電池B(残容量100%の電池)を2個を直列にして使用した場合、電池Aの容量がゼロになった時点で、電池Bの容量はまだ40%残っています。このまま放電を続けると、電池Bの力で容量ゼロになった電池Aを強制的に放電させることになり、電池Aはマイナス電位まで放電して転極状態となります。

転極は放電末期の電池で発生する現象で、電池としては異常な現象ではありません。ただし、転極した電池は、電池内部で急激にガスが発生して内圧が上昇するため、破裂防止用のガス排出弁が作動し、ガスを外部に放出します。その際に電解液も一緒に放出され、”液もれ”という現象になります。

転極は、機器に電池を入れっぱなしにすることで起こる場合もありますので、容量が無くなった電池や長期間機器を使用しない場合には、すぐに電池を取り出してください。また、使いかけの電池の組み合わせや新旧電池の組み合わせ(電池は製造後、放電しなくても徐々に容量が減少していきます。)、異種電池の組み合わせ(マンガン乾電池やアルカリ乾電池)、異なるメーカーの電池との組み合わせなどで起こる場合があります。複数本使用される場合には、必ず同一銘柄で使用推奨期限の同じ乾電池をご使用ください。

1階と2階で使用はできますか。

木造住宅であれば、ほとんど問題なく使用できます。
鉄筋の建物では電波が非常に届きにくくなりますが、窓際に設置するとか少し高い位置に設置するなどをすることで届く場合があります。
また、中継機を使用すれば届かなかった場所でも届くようになります(鉄の扉等で密閉された場所では届かない場合があります)。

送信機、受信機は増設できますか?

同じ「Xシリーズ」であればiDコードを揃えるだけで、送信機・受信機ともに何台でも増設することが可能です。
着信音を変えれば、各送信機の設置場所を確認することができます。

電池を交換したら反応しなくなった。

【送信機】ボタン電池や乾電池などのプラス部分の油膜を布やティッシュペーパーなどで拭き取って下さい。また、帯電している場合がありますので、電池を抜き取った状態で一度、選曲ボタンを押してください。

X50(人感センサー)等のセンサータイプの送信機は、電池交換をしてスイッチを入れた後、待機状態になるまで1〜2分かかります。

【受信機】新たに電池を挿入した時や、スイッチをOFFからONに切り替えた時は、受信待機状態になるまでに20〜30秒間かかります。その間は送信機からの電波を受信することはできません。

収納時や長期間ご使用にならない時のご注意(デジタルタイマー)。

デジタルタイマーは液晶表示用に充電電池(ニッケル水素電池)を内臓しており、ご使用中に充電を繰り返しています。
充電電池は残量がまったく無くなってしまうと、再充電ができなくなってしまいます。長期間ご使用しないときは、収納するまえに必ず24時間以上コンセントに差込み、フル充電にしてから収納して下さい。フル充電すれば約1年後(1年以内)でも再充電が可能です(液晶表示は約1ヶ月で消えますが、電池残量が”ゼロ”にはなりませんので再充電可能です)。
※できれば半年に一度は充電することをおすすめします。

トラッキング火災について(アナログ・デジタル共通)

コンセントに電気器具のプラグを長時間差し込んだままにしておくと、コンセントとプラグの間にチリやホコリがたまり、そのホコリ等が空気中の水分(湿気)を吸収して電極間に微小の電流が流れはじめ熱が発生し、火災の原因となることがあります。

プラグ部分に埃が溜まっていないか、定期的に確認・掃除をしてください。

カチカチ音がするのですが・・(アナログタイマー)

アナログタイマーはギア式のため、「ギアの回る」音が若干します。寝室等でご使用すると耳障りになる場合がありますので、静かな場所でのご使用の場合ははデジタルタイマーをお勧めいたします。